事例②相続した共有持分の売買
事例②相続した共有持分の売買
今回ご相談を頂いたのは数年前に相続をされた一戸建てが建っている
土地の共有持分の売却依頼です。
相続をされたのですが、共有持分者との話し合いがうまくいかず、
相続をされたままになっていました。
こうした共有持分の問題については非常に多い様に思います。
親族で平等に分割しても結果的に使用しているのは一部の共有者だけで
他の共有者は地代等も受領できずに、ただ相続をして固定資産税、
都市計画税だけ支払っているというケースです。
こうした問題が発生してしまうのは相続が発生した際にその後の不動産を
どう誰が利用するかという事を考えずに平等で分割をしてしまい、
結果的に何もできない状況を作ってしまう事が理由です。
互いに協力ができれば価値が高い土地も協力ができない場合は共有持分の売買では
売却が難しかったり価格が低くなってしまう傾向があります。
成約期間1ヶ月半でしたが、結果的にお客様も売却できた事にほっとされた
様子でしたので、良いお手伝いができ非常に良かったです。